【Volar2】のヘッダーエリアの画像スライダーの仕様は以下の通り。
こういった仕様から【Volar2】の画像スライダーはどちらかというと『サイトイメージの向上』的な使い方になろうかと。
たとえば時計を扱うサイトなら時計の象徴的なイメージカットとか。
美容関連のサイトなら商品のイメージカットや身に着けてる人物のイメージカットなどでしょうか。
画像枚数が3枚とか総尺10秒という設定は完全に個人的な好みです。
ですがこれ以上長くてもサイト訪問者は見てくれないと思います。
この秒数を変えるとなると現在の設定では再計算がものすごく面倒くさいので時間は固定にしてあります。
ヘッダー画像に何も設定してないと画像スライダーが表示されないので、必ず何かしらのヘッダー画像を設定しておく必要があります。
<ヘッダーエリアに画像スライダー>機能はデフォルトでは無効化されてます。
標準のヘッダー画像を【Volar2】画像スライダーに変更するには専用モジュールのコメントアウトを解除して有効化する必要があります。
テンプレート→HTMLテンプレート編集→トップページと開き、以下の①と②の2つのモジュールのコメントアウトを解除します。
※<コメントアウト>についてはこちらの記事をご参照ください。
画像の登録やカスタマイズのほとんどは①の専用スタイルシート上で行います。
画像に関しては横幅1400pxぐらいあれば大丈夫かと。
あまり小さい画像だとブラウザ幅いっぱいまで引き伸ばされた時にボケボケになる恐れもあります。
(それも演出のうちなら問題はありません)
その画像を『画像管理』でSIRIUS2内に取り込みます。
続いて【テンプレート】→【スタイルシート編集】→【css\header-slide】と開きます。
下の赤線部分の「xxx」を、登録した画像ファイル名で差し替えます。
①が1枚目の画像ファイル名、②が2枚目の画像ファイル名、③が3枚目の画像ファイル名になります。
(.jpg以外の.pngとか.webpの画像は拡張子ごと差し替えてください)
画像をフォルダ分けしている場合は若干修正が必要です。
たとえば「AAA」というフォルダ内に画像を登録した場合は「../img/AAA/xxx.jpg」と書き換えます。
これだけでとりあえず画像スライダーは稼働します。
<レイアウト設定>で【全体設定】の『ページトップ』を「1段(上部固定・ヘッダーワイド)」に設定すると、当サイトのトップページのように画像スライダーの表示エリアがロゴ画像やメニューの背景部分にまで広がって表示されます。
その場合ロゴ画像は透過情報を保持したPNG画像などを用意する必要があります。
基本的にはこちらで用意した設定をデフォルトで使っていただくのがベストですがいくつかカスタマイズ項目も用意はしてます。
デフォルトで画像にはオーバーレイがかかってます。
これが必要ないという方は以下の手順で解除が可能です。
テンプレート→HTMLテンプレート編集→トップページを開きます。
[% module(【Volar2】ヘッダーに画像スライダー(HTML)) %]をダブルクリックします。
該当するモジュールが開くので下の画像のオーバーレイ用のクラスである「cover」というテキストを削除します。
「cover」の直前の半角スペースも削除します。
元に戻すときは”半角スペース+cover”になります。
画像スライダー上にテキストを表示できます。「見出し」と「説明文」の2段形式。
(テキスト非表示も可)
先ほどと同様テンプレート→HTMLテンプレート編集→トップページを開きます。
[% module(【Volar2】ヘッダーに画像スライダー(HTML)) %]をダブルクリックします。
該当するモジュールが開くので下の画像の赤枠内を適当なテキストで差し替えます。
ただし表示位置は上下左右の中央で固定です。
位置の変更ができないこともないですが、座標計算がかなり大変なので固定仕様にしました。
テキストの色・明朝体・サイズ変更などは専用スタイルシート側で変更可です。
(やり方はマニュアルに載せてあります)
SIRIUS2の<ヘッダーアニメーション>にしても【Volar2】の<ヘッダー画像スライダー>にしてもいずれも有効化するとH1が消えてしまうようなので、1段目のテキスト部分は途中から”h1”に設定を変えてあります。
よって1段目のテキストは”サイト名”を入れておくのがベストかと思います。
デフォルト設定ではブラウザの画面サイズの高さに自動的に合わせる仕様になってます。
これは700pxなどの固定高さに変更することもできます。
スマホでは真ん中エリアが表示されます。